こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
12月のフィリピンセブ。
ご存知の通り、人々の最大の関心事は、年に一度の特大イベント「クリスマス」です。
この騒ぎは12月から始まったのではなく、はるか前の9月から。
しかし、今月に入っていよいよ本格的な盛り上がりを見せてきたと感じます。
普段は先のことなど一切気にしないフィリピン人も、数週間後に迫ったクリスマスに向けて準備に余念がありません。
- 買い出し
- パーティーに向けて家の修繕
- 職場のクリスマスパーティーで披露する出し物の練習(ダンスや寸劇)
そこら中がザワザワしてます・・・。
ザワザワ
ザワザワ・・・
実は普段からモールやマーケットへ行く際、自分なりのルールがあります。
給料日の後、数日間は行くべからず
これ自分の中では鉄則です。
フィリピンは給料日が月に2回(15日・月最終日)ありますが、給料日前と後では、彼らの消費行動には大きな差が見られます。
なので、給料日前一週間は、モールも空いてます。
逆に、給料日後、最初の週末なんかは地獄絵図と化します。
レジでの待ち時間500%アップは確実ですね。
ATMなんかも、見ていてとてもわかりやすいです。
「あれ?今日は行列が長いなぁ?」
「あぁ、今日は給料日か」
こんな感じです。
12月はいつもと違うんです。
11月末の給料日からもうすぐ1週間になろうとしていますが、依然として大混雑です。
その理由の一つとして考えられるのがボーナスです。
フィリピンではこの時期、通称クリスマスボーナス(13ヵ月ボーナス)と呼ばれる年に一度のボーナスが支給されています。
これは、法律で定められており、クリスマス前までに会社は1ヵ月分の給料額をボーナスとして支給しなければなりません。
正規・非正規の採用を問わず、すべての被雇用者に対してです。
まぁこの部分については、日本よりもエゲつないブラックな実情もありますが、その話をしだすと長くなってしまうのでここでは割愛します。
※機会があればカリパイの「ブラック現地採用時代」のことをブログに書きますね~。
とにかく、普段よりも、財布にお金が入っている状態なので、みな浮かれているわけなんです。
先日、「ATMで現金を下ろす&買い出し」のため近所のモールへ行きました。
ここはいつも夕方19時以降なら、ATMに行列はできていませんし、買い物もスムーズにできます。
しかし、その日はアウトでした。
ATMで40分ならびました・・・。
買い物はレジ待ちを含め1時間以上かかりました・・・。
もうクタクタです。
ちょっとした楽しみもありましたよ。フフフ。
ATMの大行列にならんでいるとき、とある店舗の店員さんたちが店の中で何やらダンスの練習をしていました。
その様子は真剣そのもの。
クリスマスパーティーでの余興の準備でしょう。
まだ店の営業時間内ですが、そういうこと関係ないのがフィリピンスタイル。
自分が経営者だったら、勤務時間中にスマホで遊んでたりダンスの練習していたりする時間に対して給料を払う気はしませんけどね。
「給料もらってスマホで遊んでいる」
「給料もらってダンスの練習をしている」
もらっての部分が「差し引かれて」となるのが本来だと思うのですがどうでしょうね。
それで、何が楽しみだったかというと、その彼らの様子を見ていることです。
とびきり可愛い子が一人いたのですが、ずっとその子のダンスを見ていました。
もうキレっキレのダンスです。
さすがにATMの列に並びながらその様子を写真に撮る勇気はなく、写真が無くてゴメンナサイ。
もちろん、ずっと直視しているのも気まずいので、スマホで本を読みながら見ていました。
40分間、いい暇つぶしになりましたね。
まとめ
やっぱりお金があるとだれだって気持ちが大きくなりますよね。
たくさんの買い物袋を抱え込み、笑顔で歩くフィリピン人の様子を見ていて、「幸せそうだなぁ」と思います。
あればあっただけ使ってしまうその金銭感覚に対しては、いろいろ突っ込みどころがありますが、今は一年のうちで人々が一番幸せな時期であることは間違いありません。
うん。みんな幸せ。
いいことだ。
しっかし、あの子、可愛かったなぁ・・・。
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