こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
今日は夕方から、久しぶりに日本人の友人と食事をした。
久しぶりと言っても、
彼とは仕事関係で関わっているので、
連絡は、ほぼ毎日取り合っている。
食事の場所は、とある日本食レストラン。
会って早々に、友人が苦しそうに切り出した。
「今日、体調悪いんですよ~。なので、栄養のあるものを食べないとね~」
どうやら、先週の週末に一日中、外に出掛けていて、
その後、疲れてエアコンを付けっぱなしで寝てしまったせいで、風邪を引いたらしい。
う~ん、よくある話だ。
特に、こっちのエアコンは、
温度調整のきかないタイプもあるので、
エラい勢いで部屋の中が乾燥していってしまう。
また、セブ市内においては、排気ガスがひどく、
普段から気管支辺りにダメージが蓄積しやすい。
つまり、「セブ」と言うと、
美しい海とビーチという作り上げられたイメージがあるが、
それは大きな間違いであって、
現実は、人体に悪影響を及ぼしやすいものが氾濫している。
ただし、これは、中心部の話。
ひとたび、大通りから一本中へ入っていったり、
少し丘の上へあがったりすると、
状況は一変する。
車が少ない地域では、当然のことであるが、空気はそれほど汚れていない。
また、都市部に比べ、気温も若干だが低く感じる。
うちの妻の実家は、ハイウェイから幾らか中へ入ったところにあるので、
夜は静かだし、星も沢山見える。
また、朝夕は若干ではあるが涼しく感じる。
うちに、冷蔵庫やエアコンがないのは、
ただ単に貧乏だからではなく、
それらがなくても、何とか生活を維持できる環境だからである。
つまり、こういうことだ。
冷蔵庫、エアコン、温水シャワー
日本にいたら当たり前に揃っているものが、存在しない状況で暮らしていると、
人はそれに適応することができる、ということだ。
おかげで、妻の実家で暮らしだしてから、
風邪を引いたり、体調を崩したりしたことがない。
まぁ、数回、腹痛には苦しまされたが・・・
ヘンな話、今では温水シャワーを浴びたいとも思わないし、
エアコンがないと暑くて死んでしまう、なんてことを考えることもない。
これは、妻の実家で暮らしていて、
自分がパワーアップした点だと確信している。
人間は、環境に依存している生き物だと改めて感じた。
その環境を作っているのも、選んでいるのも人間なので、
この点には若干の矛盾を感じるのだが・・・。
何はともあれ、
新居には、エアコンを取り付ける予定は今のところ無い。
もちろん温水シャワーも必要ない。
しかし、冷蔵庫は買おうかなぁ~と考えている。
キンキンに冷えたビールを飲みたいので・・・
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