こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
「なじみの店」ってありますよね。
そこを訪れると、何となくホッとする、落ち着く店。
顔見知りの店員さん、
よく見る常連客。
仕事帰り、居酒屋のカウンターで、大将と話ながら飲んで、
家路につく。
いつもの席に着き、
いつものコーヒーを飲みながら、
読書の時間を楽しむ。
日本では簡単にできることですが、
ここフィリピンではどうかと。
というわけで、カリパイ、
心のオアシスともいうべき「なじみの店」探しを始めました。
まずはじめに断っておくこととして、
「なじみの店」はその人の家族構成や生活スタイルに起因するものと考えます。
独身の人、奥さんがいる人、子どもがいる人、などなど、
人ぞれぞれ、制約があったり、条件が異なったりと様々です。
今回は、
妻&小学生以下の子ども3人がいるカリパイのケースです。
このカリパイのケースですが、
けっこう制約があるんですよね~。
そりゃあそうですよ。
独身、独り身のように、
いつでも、どこへでも、というわけにはいきませんから。
ちょっとだけうらやましい・・・
ただし、
「結局、なじみの場所は家でした」みたいなオチはありませんのでご安心を。
さて、先日、些細なことがきっかけで、
妻とケンカになり、
「ちょっと外の風に当たってくるわ」的な感じで、
外出するチャンスが発生しました!
時間帯は、子どもたちを寝かせたあと、
午後9時過ぎ頃です。
それで、バイクで出掛ける気分ではなかったので、
歩いて近所を散策することに。
するとどうでしょう。
こんな看板を見つけました!
おぉ~これって日本の居酒屋においてあるやつじゃん!
はやる気持ちを抑えて、
店に入ってみることにしました。
店に入るといっても、
店は、ドアを開けて店内に入るタイプではなく、
そもそも入口もドアもありません。
カレンデリア(ローカル食堂)タイプの店構えです。
とりあえず、席に座ると、
店主がやって来ました。
店主:何にします?
カリパイ:レッドホースある?
店主:ダコ?ガマイ?
※ダコ:大きい ガマイ:小さい
カリパイ:とりあえず最初は小さいボトルで。
店内には、自分以外に先客が一人。
30代の男性がビールを飲んでいました。
店員は、店主一人のみ。
店主は、客に構うことなく、ギターを触っていた・・・。
最初のビール(500ml)を飲み終えたところで、
店主に声をかけてみました。
すると、カリパイが言葉を発する前に、
「もう一本ですか?」と、店主から声をかけてくれたんです。
おっ?
なかなか気が利くじゃないの。
ついでに、店の表に置いてあったキリンの看板について聞いてみました。
店主によると、
日本人の知り合いがいて、その人に譲ってもらったらしい。
カリパイ:へぇ~それはすごいね。自分も日本人だよ。
店主:もちろん知ってますよ、ダンナ。
おっと、日本人だってことバレてたか・・・
結局、500mlのレッドホースを2本あけたところで、
家に帰ることにしました。
お会計は、90ペソ。なかなか良心的な価格。
ちょっと気に入っちゃったかも、この店。
スマホを家に置いてきてしまったので、
店の様子を撮影することができませんでしたが、
店内はこぢんまりとしているけど、ゆっくりお酒を飲むには、
心地のいい場所でした。
お世辞にも、店は繁盛してそうもなく、
きっと店主が道楽でやっているっぽいですね~。
ローカル版ショットバーと居酒屋を足して2で割った感じの店。
シューマイやバーベキューなどの、つまみにできそうなものも置いてありましたよ。
この店で、何をするわけでもなく、
ただボーッとビールを飲んで、心を落ち着かせることができました。
うん、いい感じ。
そして、家に帰ってすぐ、妻に「ごめんね」と言いました。
今度は、妻を連れてこよう・・・。
心のオアシスを探す挑戦は、まだまだ続きますが、
とりあえず、一か所見つけることができたカリパイでした。
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