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フィリピン流に適応すると生まれるジレンマとの闘い

こんにちは。

フィリピン生活満喫中のカリパイです。

 

今日もいつも通り、日差しが強く暑い一日でした。

 

「おっ、今日は停電になってないぞ!」と喜んでいますが、

 

ちゃんとオチがあります。

 

今日は、昼の12時から3時間ほど断水していました・・・。

 

 

暑いのにシャワーを浴びることができず、

 

トイレの水を流すこともできず・・・

(娘が大をしたあと、流せなかったのは内緒)

 

明日は何が止まりますかね。

 

こういうハプニングがあるたびに、

 

「あって当たり前」のありがたみを再確認します。

 

 

さて、フィリピンで暮らしているカリパイ、

 

当然のことながら、日本とは様々な点で、考え方やとらえ方に違いがあります。

 

しかし、フィリピンという異国の地で暮らしている以上、

 

この地の文化・風習に適応する必要があります。

 

 

以前どなたかのブログで読んだのですが、

 

「フィリピンで暮らしていると、毎年5%ずつフィリピン人化していく」

 

という表現が印象的でした。

 

 

この表現が、いい意味なのか悪い意味なのかは、

 

人それぞれ、とらえ方があると思うので分かりません。

 

カリパイの解釈は、

 

「フィリピン文化と日本文化の間にある違いに気付き、毎年5%ずつ適応していく」

 

というものです。

 

 

中には、年に30%も50%もその率が伸びる人もいるでしょう。

 

そういう人は、どこの国でも暮らしていけると思います。

 

 

ただしですよ。

 

フィリピン人化する=日本人じゃなくなる

 

ということだと、話は別です。

 

 

カリパイは子どもたちに、

 

時間を守る大切さを教えていますし、

 

先のことを考えて行動するよう、いつも口酸っぱく言い続けています。

 

 

決して「子どもたちを日本人にしよう」としているわけではないです。

 

日本で育った自分が大事だと思っていることを、

 

子どもたちにも同じように大事にしてほしい、

 

ただそれだけです。

 

 

それらの考え方、感覚を大事にし、

 

その上で子どもたちが将来大人になったときに、

 

自分自身の物差しで判断してくれればいいと思ってます。

 

 

 

例えば、

 

子どもたちに、時間を守る大切さを教える際、

 

時間を守らないとどんなことが起きるのか?

 

その結果、かかわっている人はどんな気持ちになるのか?

 

こういったことを考えさせています。

 

 

「しかられるから」とか「罰を受けるから」ではなく、

 

因果関係を常に意識して行動できる子になってほしいと思っているからです。

 

 

 

このカリパイの涙ぐましい家庭教育も、

 

フィリピンという地では、かなりハードルが高いんです・・・。

 

 

だって、彼らの身の回りの大人たちは、

 

だれも時間を守りませんから・・・。

 

 

 

 

ここが今日のポイントです。

 

 

 

 

じゃあ、

 

「ここはフィリピンなので、時間は守らなくてもいいんだよ!」

 

と、子どもたちに教えることができるのか、ということです。

 

 

 

時間を守るためには、自分の行動をしっかり把握する必要があります。

 

また、予測や想定を用意する必要も出てきます。

 

こういう「プランニング」の力って、

 

社会で生きていく上で、もっとも大切なことではないかと思います。

 

 

なので、「時間を守る必要ないよー!」とは言いたくないですね。

 

 

 

大人は変わりません。

 

価値観を押しつけるのも得策ではありません。

 

 

 

なので、子どもたちに賭けてます。

 

フィリピン文化と日本文化の融合を会得した、

 

ハイブリッドな大人になってほしいですね。

 

 

 

ちなみにカリパイ、超がつく短気ですが、

 

フィリピンで暮らしていて、

 

ずいぶん気が長くなりましたよ。

 

 

おそらく年率20%の勢いでフィリピン人化していますね。

 

5年もたてば、100%フィリピン人ですか・・・。

 

 

それがいいのか悪いのかは、

 

だれが知ってるんでしょうね。

 

100%になったときに自分に聞いてみます。

 

 

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