こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
フィリピンの今日は3連休の最終日。
カリパイのいるセブは、今日も雨の一日でした。
結局、この連休は雨ばかりでしたね~。
金欠で、どこにも出掛けられなかったのですが、
カリパイにとってはある意味、恵みの雨だったと言えるかもしれませんね。
さて、さて、突然ですが、
今回は国際カップルのコミュニケーション方法について、
カリパイ家の場合を例にシェアしたいと思います。
使用している言語について
カリパイは普段、カリパイ妻との会話を英語で行っています。
その理由は、シンプルなのですが、
お互いに相手の言語をマスターできていないためです。
ご存知の通り、カリパイはフィリピンで暮らしています。
ここでの言語は、タガログ語・英語が公用語で、
セブではビサヤ語(セブアノ語とも呼ばれる)となっています。
ここセブで暮らしている以上、ビサヤ語がメジャーなわけで、
日常生活で日本語を使う場面はあまりありません。
一般的にフィリピン人は英語を話すことができると言われていますが、
それは全員に当てはまるわけではなく、
十分な教育を受けていない層は、英語を苦手としています。
以上のことから、普段の暮らしにおいて、
選択すべき言語はビサヤ語がメインになり、
それを補完するために英語を使う、という状況になっています。
さて、ではカリパイ家の場合はどうでしょうか。
妻と会話する際、80%以上の割合で英語を使っています。
残りの15%が現地語のビサヤ、5%が日本語です。
カリパイがまだ十分にビサヤ語だけでコミュニケーションを完結することができないため、
このような割合になっています。
ここで一つ断っておくことがあります。
カリパイとしては、現地語のビサヤ語をマスターしたいと考えています。
マスターへの近道は、「とにかく使いまくること」に限ると考えますが、
込み入った話や、細かい状況説明などは、
まだまだできません。
家族をもち、夫婦で話し合う際、
「なんとなく」「きっとこうだろう」というような、
推測や憶測で話を進めるのはとても危険です。
ささいな誤解や、理解の相違が、
大きなトラブルを引き起こすからです。
なので、本来は「直説法」を用いた、ビサヤ語の習得を行いたいところですが、
現実は英語をベースにしています。
「直説法」とは、習得する言語をその言語で学ぶ方法のことをいいます。
一方、英語でビサヤ語を学ぶという場合は、これを「間接法」と呼びます。
英語で外国人に日本語を教えるのもこの「間接法」ですね。
どちらの方法がよいのかは、それだけで本を何冊も書けるぐらい議論が行われています。
ただし、「間接法」の場合、
教える側・学ぶ側の双方に、理解できる共通の言語があるということが前提になります。
日本国内では、この点が難しいのではないかと思いますね。
「英語を話せる日本語教師」がどれほどいるのかっていう話です。
我が家は「間接法」でお互いに言語を教え合っている
カリパイは妻に日本語を、妻はカリパイにビサヤ語を、
それぞれ日常生活の中で互いに教え合っています。
座学式の「レッスン」ではなく、
「これってビサヤでなんて言うの?」
とやってます。
一度聞いても、すぐに忘れてしまうため、
習った単語やフレーズは、すぐに使うようにしています。繰り返し繰り返しです。
それでも、使わないとすぐに忘れてしまうんですよね~。
これどういう意味だったっけ?と、妻に聞くと、
それ前に教えたでしょ?と怒られます。
でも、そんなことでめげていては言語の習得はできません。
怒られようがバカにされようが、何度でも聞きます。
一方、妻は一度教えた日本語を、かなりの確率で覚えています。
下品な言葉や悪い言葉は、発音・イントネーションともに、
すでに完璧にマスターしています。
妻、恐るべしです。
お互いに自国の言語を相手に教える際、英語を使用します。
妻は英語が堪能なので、ストレスはないようですが、
カリパイの場合、これがまたハードルが高い作業なんです。
辞書を使うことを例に挙げるなら、
英単語の意味を英語で調べる、「英英辞典」を使用している感覚です。
なので、頭の中で日本語の文章を作り、それを英語に変換して・・・
という作業をしていると、頭の中はパニックになります。
日本語・英語・ビサヤ語
大忙しですから。
コツは、英語で考えてそのまま英語で話すことですね。
これ、慣れるまで時間がかかりますが、慣れちゃうと結構簡単にできるもんですよ。
それでも、難しい言い回しの際は日本語で考えて英語に変換してしまいますけどね。
まとめ
英語を使って、ビサヤ語を学んだり、日本語を教えたりすることにより、
改めて自分の英語のスキルに向き合うことができます。
また、日本語と英語では言語学的に構造が違う点も多く、
英語で日本語を教えていて、
日本語の深さに改めて気付くこともあります。
【結論】
「間接法」を用いた言語の教授は、そこで共通語として使用している言語のスキルも高めることができる。
・英語を使って日本語を教える
・英語でビサヤ語を習う
今回は、
この二つの取り組みが、英語のスキルアップに役立つという話でした。
フィリピン人相手に、かたくなに日本語しか話さない日本人をたまに見かけますが、
フィリピンにいて、日本語しか話せないのは痛いですよ~。
ここは日本じゃないですから。
流暢じゃなくてもいいんです!
伝えたい!っていう気持ちが大事なんです。
相手とコミュニケーションを図ることができる言語の習得を目指して、
お互い頑張りましょう!!
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