こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
フィリピン人の友人ライルの誕生日会をカモテスで行うということで、1泊二日のカモテス旅行へ。
〈第1話〉いろいろアバウトにスタートしたけど無事カモテスに到着
〈第2話〉日差しがまぶしく気分は最高!のんびりバイクで目的地を目指す
カモテス旅行の1日目は、いろいろバタバタしましたがそれなりに盛り沢山で終わりました。
第5話目の今回は、2日目の話。いよいよ最終回となります。
目次
2日目もいい天気!
午前8時。
自分の予想よりは、かなり早く目が覚めました。
前日は午前4時起きだったのと、昨夜のレッドホース8リットルというダブルコンボを、
「今日はどんな一日になるのかな」というワクワク感が打ち破った形となりました。
昨日夕食を食べたローカルレストランで朝食を食べようということで、歩いて向かうことになりました。
徒歩5分の距離なので、眠気さましの朝の散歩です。
宿を出て、ふと道の脇に目をやると、あれま~デッカい豚さんを発見です。
お腹が膨らんでいたので、妊婦さんと思われます。
しばらく様子を見ていたのですが、呼吸が速く、何だか少し苦しそうにしていました。
もしかして、もうすぐ産まれるのか?
いずれにしても、朝からのどかな光景ですね。
朝食の間、ライルと今日一日の予定を確認。
- 帰りの船は15時半なので、港へ遅くとも14時までには行きたい
- 洞窟へ行きたい
- パブリックマーケットへ行きたい
ざっとこんな感じになりました。
移動はもちろんバイクです。
移動時間と帰りの船のスケジュールを考えて、「TIMUBO CAVE(ティモボ洞窟)」と「サンフランシスコ・パブリックマーケット」の2か所へ行くことにしました。
午前9時。チェックアウトを済ませ、いよいよ出発です!
目的地①「TIMUBO CAVE(ティモボ洞窟)」
快適なツーリング
「サンティアゴ・ホワイトビーチ」から「ティモボケイブ」まではおおよそ20kmあります。
のんび~り走れば1時間ほどで到着するはずです。
先頭〈カリパイ号〉カリパイ&ライル
2番手〈バッカス号〉バッカス&マドンナ&メリー
3番手〈マイケル号〉マイケル&ジッス
バイクの運転手と同乗者はこのようになりました。
午前9時にもかかわらず、初日同様、強い日差しが照りつけていました。
しかし、セブのような渋滞はなく、自分たちの好きなペースで走ることができ、気持ちがいいですね~。
カモテス島内の地理が完璧に頭に入っているカリパイを先頭に、一同は順調に目的地へと進んでいきました。
のどかでしょ?
道はほぼ平坦で、舗装の痛みも少なく、本当に気持ちよく走ることができました。
そうこうしていると、エスペランザ辺りで、左手に海が見えてきました。
このまま直進してもティモボケイブへ行くことができますが、少し遠回りになるため、ここで右折します。
少し走ると、今回初めての未舗装の道になります。
未舗装の道は雨の日だと厄介ですが、今回は問題なしでした。
ティモボケイブの看板が見えました。
ここからバイクで1分の距離で到着です。
一見すると、「ここ本当に大丈夫?」と思うような場所ですが、ここで間違いありません。
無事ティモボケイブ到着です。
入場料、1人30ペソ(約65円)を支払い、名簿に名前を記入します。
なぜ名簿に名前を?と思いますよね。
これって推測ですが、万が一、崩落事故などが起きて生き埋めに~って時のための備えだと思うんですよね。
そう考えると、怖いですね・・・。
こちらは受付横にあるお土産コーナーです。
以前訪れたときより品ぞろえが充実していましたね。
いざ洞窟の中へ!
カリパイ以外の6人は、みな人生初の洞窟体験ということで、めちゃ興奮していました。
みな、閉所・暗所恐怖症ということではないようで、どんどん先へ進んでいきます。
写真でも分かるとおり、中は暗くて、足下はとても滑りやすい状況なんです!
まだまだ先は長い! どこまで続くんでしょうか。
大部分の場所は階段になっていて、手すりもあります。
しかし、高低差が激しいですね。
かなり地中を下ったと思います。
入口から慎重に歩くこと5分。ようやく最深部に到着です。
この写真は、以前ここを訪れた際に撮ったものですが、こんな感じで泳げちゃいます。
今回はこちら。
ほぼ真っ暗!
一応照明はありましたが、豆電球ほどの明るさ・・・。
いろいろ水中写真などを撮ったのですが、ほぼ暗闇なので残念ながらいい写真はありませんでした。
ここでは、カリパイたち以外だれもいなくて、貸し切り状態でした。
水温は、それほど冷たいわけではなく、それでも多少ひんやりしていたので、いいクールダウンになりましたね。
カリパイは30分ほど入っていたのですが、少し寒くなってきたので先に外に出て待つことにしました。
目的地②「サンフランシスコ・パブリックマーケット」
再び快適なツーリング
「ティモボケイブ」から「サンフランシスコ・パブリックマーケット」までは、およそ9km。
一本道をひたすら真っ直ぐ進むだけです。
途中、牛を発見!
しかし、やせてますね~。セブの牛と同じです。
ネグロス島で見た牛は、わりとタンボック(太っている)でしたが、何が違うんですかね。
食べているものが違うのか、そもそも牛の種類が違うのか。
はい、そんなこんなで、サンフランシスコに到着です。
な、なんとここサンフランシスコ、元AKB48の秋本才加さんのお母さんの実家があるそうなんです。
ご存知の通り、彼女はフィリピン人ハーフ(母がフィリピン人)なんです。
だからどうなのってことはないですが、何だかこの街に親近感がわきますね~。
わぉ!クールなバイクを発見!
ドライバーの女性も決まってますね。
パブリックマーケットをぶらぶら
ここは「カモテスの台所」と呼ばれる場所です。(カリパイが勝手にそう呼んでいるだけですよ笑)
新鮮な野菜や果物、魚介類が豊富にそろっています。
おっ!これは「カモテ(kamote)」ですね。
「カモテ」はスペイン語で「サツマイモ」という意味だそうですが、ここカモテス諸島の名前からして、ここが発祥の地なのか、それともスペインから持ち込まれたカモテが根付いて「カモテス諸島」となったのかなぁと思い、ライルたちに聞いてみました。
彼らが言うには、発祥地かどうかは分からないが、ここカモテス諸島の名産品であることは間違いないそうです。
実際には、カモテス諸島以外にも至る所で栽培されていますよね。
今度、時間を見つけて英語の文献で調べてみたいと思います。
お次は鮮魚コーナー。
ちょっと見栄えはよくないですが、色とりどり様々な鮮魚が売られていました。
真ん中に見える小さな蛇みたいな魚、見た目は気持ち悪いですが、滋養強壮に効くらしくフィリピン料理のスープによく使われています。
そのとなりには、でっかいタコも売られていました。
セブでもイカはよく見かけますが、タコはあまり見たことがなかったので買いたかったですね~。
ここは全体的にセブのマーケットより、2割ほど安いです。
こういうマーケットが生活圏にあると本当に便利ですよね。
豊かな食生活を送ることができますから。
う~ん、うらやましいです。
昼食を食べよう
マーケットにはバーベキューショップが併設されていて、ここで食事をすることができます。
レッチョンマノック(鳥の丸焼き)が美味しそうだったので、昼食でいただきました。
マーケットの横には、「BAY WALK」という名前のちょっとした散歩道があります。
フィリピンでは珍しい?健康器具系のアスレチックもあり、何だかいい場所です。
昼食を終え、「BAY WALK」でのんびりしていると、小学校低学年の女の子が2人、近づいてきました。
「アドバンスメリークリスマス♫」
今はそういう時期ですからね。
1人ずつ20ペソあげたら、ものすごく喜んでましたよ。
コンスエロ港へ
時刻は13時ちょっと過ぎ。
そろそろ帰りの船に乗るために港へ戻る必要があります。
「サンフランシスコ」から「コンスエロ港」までは、およそ10km。
カモテス島内でバイクの運転をする最後の機会ということで、カリパイ号は運転手交代。
ライルが運転をし、カリパイが運転についてアドバイスをしました。
ライルの運転ということで、少しペースが落ちましたが、何とか14時前に港に到着することができました。
チケット売り場にはすでに長蛇の列が!
30分ほどならび、ようやく船のチケットをゲットしました。
船はこの後、予定通り15時30分に出発し、ダナオ港には18時前に着きました。
船の中ではメンバーみんな爆睡でしたよ。
カリパイは上映されていた『ミッションインポッシブル3』にかぶりついていたので、起きてました。
いやぁ~それにしても、2日目もあっという間でしたね。
心配していた「勝手な行動」はほとんど無く、1日目よりも格段にスムーズな一日となりました。
ダナオ港でみんなと別れた後、残っている体力・気力を振り絞り、渋滞が始まっているハイウェイをかっ飛ばして家に帰りました。
まとめ
全部で5回にわたってお届けしました「カモテスバイク旅」、いかがでしたでしょうか。
一人旅と違って、誰かと一緒に旅をする際、上手くいく部分とそうでない部分がハッキリしますね。
特に今回はフィリピン人との旅行ということで、普段の生活の中とは違った状況下で、新たな発見もありました。
結局、最後に思ったことは、「やっぱりみんな仲良しだ」ということです。
いくら、タダで飲み食いできて宿泊までできるとはいえ、仲が悪かったら一緒に行きませんからね。
別れ際、ライルが本当にうれしそうに「カリパイさん、いっしょに来てくれてありがとう!」と言ってくれました。
いやいや、こっちこそ「誘ってくれてありがとう!」です。
こういう友達はこれからも大事にしていきたいですね。
ちなみに彼とはかれこれもう2年の付き合いになります。
さて、次のバイク旅の行き先はどこになるのか。
そう考えるだけでワクワクしますね。
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