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豚の生姜焼きを作ろうと孤軍奮闘し、華々しく散ったフィリピン人の友人

こんにちは。

フィリピン生活満喫中のカリパイです。

 

先日、フィリピン人の友人と日本食レストランへ行ってきたとき、

 

一番好きな日本食は何?

 

という話になりました。

 

 

彼の一番は、「豚の生姜焼き」です。

 

まぁ無難なとこついてきなぁと思ったのですが、

 

彼は本気でした。

 

本気すぎて、自宅で豚の生姜焼きを作ってみたそうなんです。

カリパイさん、オレ本気で豚の生姜焼きが好きなんです。

 

だから、家で作ってみたんです。

 

 

そういって彼は一瞬うれしそうな顔を見せましたが、

 

そのあと、寂しげな顔つきになりました。

 

 

そんな彼の表情を見たカリパイ、

 

彼の挑戦が上手くいかなかったことを察しました。

 

 

カリパイ:ところで、材料や調味料は何を使ったの?

 

友人:豚のスライス、しょうゆ、粉末ショウガ、砂糖、ワインです。

 

カリパイ:へぇ、豚のスライスはどこで手に入れたの?

 

友人:近所のSAVE MOREです。※スーパー

 

 

最近、セブでも豚のスライスを手に入れることができるようになりました。

 

といっても、結構分厚いですけどね。

 

ぱっと見、ベーコンかよって感じです。

 

その名もズバリ「ベーコンカット」ですから。

 

 

彼が目指したものはこれでした。

 

 

でも、上手くいかなかったんです・・・。

 

カリパイ:ところで、材料や調味料は何を使ったの?

 

友人:豚のスライス、しょうゆ、粉末ショウガ、砂糖、ワインです。

 

 

 

ん?!ワイン?

 

 

いやぁ~いい線いってますなぁ~。

 

正直、カリパイ、少し感動しましたよ。

 

 

もちろん、豚の生姜焼きにはワインなど入れません。

 

「みりん」ですよね。

 

 

ですが、フィリピン人の彼は、自分の舌の感覚を信じ、

 

アルコール的なものが必要だと感じたんでしょう。

 

いやぁ、素晴らしい!!

 

 

でも、間違いです。

 

 

彼に「みりん」を説明しましたが、

 

理解させるのに苦労しました・・・。

 

しかも、みりんは日本食材店へ行かないと手に入りませんからね。

 

 

その他にも「粉末ショウガ」というところも突っ込みを入れたくなりますが、

 

まぁよしとします。

 

 

 

今回、彼は豚の生姜焼きを上手く作ることができませんでした。

 

しかし、カリパイは猛烈に感動しました。

 

 

それは、フィリピン人が日本食の味に惚れ、

 

自分で作ってみたくなったという点です。

 

 

そして、もう一点は、

 

おそらくググればレシピなどいくらでも出てくるにもかかわらず、

 

彼は自分の舌を信じ、無謀にもレシピなしで挑戦したという点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

オウ、ブラボー!オーサム、メーン!

 

 

彼に負けじと、カリパイも、

 

フィリピン料理作りに挑戦したくなってきましたよ。

 

 

というわけで、

 

今度、彼にみりんをプレゼントしようと心に決めたカリパイでした。

 

 

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