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【お別れ?】大家さんが抱える悩みと大きな決断

こんにちは。こんばんは。

午前6時、近所のおばちゃんのデカイがなり声で起こされる清々しい毎朝

どーも!フィリピン生活満喫中のカリパイです。

 

今日は毎月恒例、家賃の支払日。

 

そんなに朝っぱらでない午前中に、大家さんが訪ねてきました。

 

いつもなら「ハ~イ!カリパイ~!」と元気が良い大家さん、今日は少しばかりテンションが低い感じでした。

 

 

家賃分のお金を渡し、領収書を受け取った後、思い切って「何かあったの?」と聞いてみようというタイミングで、大家さんが静かに口を開きました。

 

 

私ねカリパイ、ここを離れることにするわ。

なので、来月からは別の人が集金に来るから。

 

 

えっ?

 

突然のことで驚きましたが、すぐさま理由を聞いてみました。

 

 

もう、うんざりなの。ここでの暮らしが。

十分なサポートをせず、何でもかんでも私に押しつけて・・・。

だから、ここを離れて静かに1人で暮らすことにしたわ。

 

 

大家さんが抱えている問題とは、いわゆる「家族問題」です。

 

彼女には、アメリカで暮らす息子と娘、それにここで一緒に暮らしている息子がいます。

 

日々の生活費やアパート経営に関わる費用は、アメリカで暮らす息子たちからの送金によってまかなわれています。

 

ところが、大家さんによると、彼らは十分な額のお金を送ってくれないそうです。

 

ときには、必要な額に満たないため、支払いが滞ってしまう。

 

今まで、大家さんがカリパイに借金の申し込みに来ていたのは、このことだったんですね。

 

 

大家さんは涙を浮かべながら続けました。

 

私はもう歳だから体も弱ってきているし、薬だって必要でしょ。

それに、食料品やサンダルを買ったり、たまにはジョリビーにだって行ったりしたいわ。

決して贅沢なんか望んでないの。ほんのささやかな楽しみでいいのよ。

それなのに、彼らは自分たちだけリッチな生活を送って、私のことなんか気にもとめてないのよ・・・。

 

 

大家さん、いろいろ辛かったんでしょう。

 

ポロポロと涙をこぼしながら、心の中にあるモヤモヤをはき出していました。

 

大家さん。いろいろ話してくれてありがとう。

ずいぶん辛い思いをしてきたんですね。

息子さんたちとはちゃんと話し合いをしたんですか?

それに、ここを出てどこか行くあてがあるんですか?

 

 

話し合いはまだしてないわ。

でも、きっと私の気持ちなんか分かってくれない・・・。

ちょうど親戚が山の方に空き家を所有しているから、そこでお世話になるつもりなの。

 

 

大家さんの言葉の端々から、かなり思い詰めている様子を感じました。

 

 

大家さん。それじゃあダメですよ。

ちゃんと包み隠さず、息子さんたちに気持ちを伝えなきゃ。

「きっとこう思っている」って推測なんかしても意味ないですよ。

ハッキリと言葉で、大家さんの気持ちを伝えないと。

とにかく、今は元気出してください。

 

 

ありがとうカリパイ。

あなたに話を聞いてもらったら、少し落ち着いたわ。

 

 

きっと、どこの家庭にだってある話かもしれません。

 

大家さんはお金のことを口にしていましたが、その根底には「ひとりぼっちのさみしさ」や「子どもたちからの愛がほしい」といったものがあるような気がします。

 

他人の家庭のことにとやかく口を挟むべきではありません。

 

ですが、大家さんが家族との関係をうまく取りもって、幸せをを感じながら生きていくことができるよう願っています。

 

 

別れ際、「これから息子たちと話し合いをするわ」といってくれた大家さん。

 

笑顔でカリパイに手を振ってくれたことだけが、救いでした。

 

 

大家さん

どうか行かないで

ブログネタがなくなっちゃうから・・・

あなたはこのブログに欠かせない不動のレギュラーですよ

 

 

なんてことは1ミリも思ってませんよ。

 

そんなゲスいこと、考えてるわけないじゃないですか!

 

まったくもう・・・

 

 

大家さんの動向について、何か動きがあったらお知らせしますね。

 

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