こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
エアコンの効いたおしゃれなカフェで、美味しいコーヒーを飲みながら仕事をしたいですね。
それはいつの日かの楽しみに取っておきます。(遠い目・・・)
さて、突然ですが、今日のおやつはドーナツ。
これ、最近ハマりつつあるカリパイのお気に入りなんです。
大きさは、直径10cmほどで、まぁまぁのサイズ感です。
これ、いわゆる「揚げパンドーナツ」って種類になると思います。
中身がギッシリ詰まってて、食べたあとに口が渇くタイプのドーナツではなく、
わりとフワフワした食感のものです。
昔ながらのドーナツってやつでしょうか。
なんかあれですね、「昔ながらの」とかいうと、まるで自分が古い人間のような感じになってしまいますね。
「昔ながらのラーメン」とか「昔ながらのナポリタン」など、
どことなく「昭和」を匂わせたいときに使われる言い回しってあるじゃないですか。
もっと言ってしまうと、
「昭和の香りがする」って表現がありますよね。
これ、少し古くさいものをいいあらわすときに使われる表現です。
「今風じゃない」「古い」と同義にとらえられる場合が多いようです。
もちろん、いい意味で使われる場合もありますね。
歴史というか、培われてきた時間の重みというか、
よく「レトロ」なんていわれる、それです。
実際、「昭和の香りってどんなにおいなんだ?」って思ったことありませんか?
もちろんこれは言い回しであって、実際ににおいがあるわけでじゃないです。
話は少しそれますが、
小学生のころ社会科の勉強で「鎖国」って勉強しましたよね。
一部の国を除き、諸外国との関わりを絶つというあれです。
そのとき友だちが真顔で言ったことを今でもよく覚えています。
鎖って重いから海に沈むんじゃねぇ?
彼は、日本が「実際に鎖で囲まれていた」と考えていたようです。
もちろんこれは概念的な言い回しであって、実際に日本が鎖で囲まれていたわけではありません。
教科書には、小6の子どもでも理解しやすいよう、日本が鎖で囲まれているイラストが載っていた記憶があります。
また、ある日本語での表現を英語でする際、どうしても難しい場合があります。
そもそも英語で該当する言い方がない場合もありますね。
フィリピン人に「昭和の香り」を説明するのは結構レベル高いかなと。
「昭和時代の日本だよ」って言っても、「へぇ~」で終わってしまいそうです。
時代の流れはおそろしくはやいので、次から次へと新しいものが生まれています。
ですが、本質的に「よいもの」は、時代が変わっても生き残っている気がします。
今日は一つ5ペソの揚げパンドーナツを食べ、「昭和の香り」と「日本語の表現」について考えてみました。
そうそう、ドーナツの味は二重丸です!
5ペソですよ。約10円ちょっとです。
毎日のフィリピン生活の中で、いろいろ発見があります。
コメントを残す