こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
フィリピンで生活していると、何かを食べたり飲んだりしながら歩いている人をよく見かけます。
まぁそれは別に問題ないと思うのですが、その後が・・・。
ゴミをポイッと捨てちゃうんですよね。そこら辺に。
残念ながら、大人から子どもまで、容赦なしですね。
中には子どもの目の前で親がゴミをポイ捨てしちゃっている場合もあり、
そういう光景に出くわすと、とても残念な気持ちになります。
自分はゴミのポイ捨てをしない人なので、正直言ってここはフィリピンの嫌な面です。
もちろん、すべてのフィリピン人がポイ捨てしているとは言ってません。
でも、「多くの」フィリピン人が平気でポイ捨てをします。
そこで今回は、この「ポイ捨て問題」について、少し考えてみたいと思います。
目次
ゴミのポイ捨てに関するカリパイの仮説
仮説① すでにゴミが落ちている場所ではポイ捨てをしやすい
「そこら中にゴミが落ちてるし、自分が捨てても一緒じゃん」
きっと、こういう心理が働いていると思います。
しかしこれ、悪循環ですよね。
すでにゴミが落ちている→ポイ捨てをする→さらにゴミが増える
そもそもゴミ処理の仕組みがしっかり確立していない田舎の方などでは「ゴミは土に帰る」的な処理方法です。
そのため、「ポイ捨て」=「勝手にゴミがなくなる」という考えが根底にあるのではと考えます。
いやいや、勝手にゴミはなくなりませんよ・・・。
【解決策】
ごみはゴミ箱へ捨てる!
ゴミ箱のゴミをちゃんと処理・収集する。
この部分は行政の仕事ですね。
仮説② 近くにゴミ箱がない場所ではポイ捨てをしやすい
仮に「ゴミはゴミ箱へ」が徹底されたとしても、そもそも公共の場所にゴミ箱がほとんどありません。
テロ犯罪を考えてゴミ箱を設置していないのではなく、ゴミ箱を設置しても、そのゴミをどうするの?という仕組みの問題にぶつかってしまいます。
なので、ゴミ箱が少ないんです。
この写真を見てください。
よくある光景ですよね。
ここで、どんなことに気付きますか?
はい。ゴミ箱がちゃんとあります。
しかし、辺りにはゴミが散乱しています・・・。
ということは、ゴミ箱を設置しても、効果は期待できない?
そもそも、環境や状況の問題ではなく、意識の問題?
残念ですね~。
【解決策】
意識改革
TVで啓発活動を展開?
ゴミ問題に真剣に取り組む姿勢を政府が示す?
現実的には、かなり難しいでしょう。
仮説③ キレイな場所ではポイ捨てをしにくい
先日、用事で『Robinsons Galleria Cebu』へ行ったときのことです。
このモールはまだ新しいので、すごくキレイですよね。
そして、どこを歩いてもゴミが落ちていません。
東京ディズニーランドのように、ほうきを持った清掃員が常に目を光らせているというわけでもないんです。
どこにもゴミが落ちていない→誰もゴミをポイ捨てしない→ゴミが落ちていない
こういうことなんでしょうか。
こんなものも見つけました。
オシャレなゴミ箱ですね~。
しかも、分別がとても分かりやすいです。
これを見たとき、希望の光を見た気がしました。
こういうことなんですよ。
実際にどれくらいの人がこのゴミ箱を利用しているかは分かりません。
でも、このゴミ箱を目にした人の心に「あぁゴミの分別ね」と何かが残るはずです。
行政の腰が重ければ、企業が仕掛けていくしかないですね。
いいものを見つけましたよ。
まとめ
「キレイなモール内では、誰もポイ捨てをしない」
と言うことは、「ポイ捨てはダメなことだ」とみんな分かっているんですよ。
自分の部屋の中で、ゴミをそこら中に捨てる人っていませんよね?
つまり、ごみを辺り構わず捨てるのはやっぱり「意識の問題」なんです。
「みんなで使う場所が汚れても自分の知ったことではない」という自己中心的な意識を変えていく必要がある。
公共の場所=自分の場所
このような気持ちをもってみんなが生活すれば、ポイ捨ては減るでしょう。
フィリピンに住む一人の外国人として、何ができるのか・・・。
まずは、「自分が絶対にゴミのポイ捨てをしない」を続けていくことから始めてみます。