こんにちは。
人生で一度も納豆を口にしたことがない。
どうも!フィリピン生活満喫中のカリパイです。
今日もよい天気のセブ。
しかし、昨日と違って涼しい風が吹いておらず、部屋の中はサウナのごとく暑い!
暑いとどうしてもダラダラしてしまいますよね~。
でも集中して作業をしたい!
こういうときに有効なのが「シャワー浴びまくり」です。
今日は3時間おきに水シャワーを浴び、何とか一日乗り切りました笑。
さて、ここからが本題。
カリパイが住んでいるアパートのすぐ裏には一軒家が建っています。
それほど大きくはありませんが、一応形は一軒家です。
ただ、フィリピンでよく見かける、コンクリートブロック積みっぱなしで作られた家。
庭らしきスペースには、ニワトリ、七面鳥が放し飼いで飼われています。
まぁとにかく、フィリピンではよくあるタイプの家ですね。
先日、アパートの前で大家さんに偶然会い、とりとめもない話をしていると、大家さんがちょっと深刻な顔をしてこう話を切り出しました。
※大家さんのアイコンが「深刻な顔」をしていないのはご容赦ください笑

実はね、カリパイ。
このアパートのすぐ裏に家が建ってるでしょ?
その家、ちょっと目を離している隙に、場所をどんどん拡張してて、気が付いたら私の土地までかなり入り込んできていたのよ。
それで「ここは私の土地だから今すぐこの建物を撤去して」と話をしにいったらね、「いや。ここは私たちの土地だ。ちゃんと購入したから」って相手が言うのよ。

おやおや。
これはややこしい話になってきましたねぇ。
まぁまぁ話の続きを聞きましょうか。

「そんな馬鹿な話、あるわけないじゃない。こっちはちゃんと土地の契約書があるのよ。購入したって言うならその契約書、見せてみなさいよ!」って問い詰めたわけ。
そしたら「確かに購入したけど、契約書は無い」って。
なにそれ?呆れてものも言えないって感じよ。

確かに。
それはおかしな話ですね大家さん。
それでどうするんですか?

本来なら、家をすべてぶっ壊してやりたいところなんだけど、私も鬼じゃないわ。
「猶予をあげるからその間に私の土地に入り込んでいる部分は取り壊しなさい。もしそれができないんならこちらから強制的にすべて取り壊すわよ」って伝えたわ。

なるほど。
でも大家さん。今回仮に、彼らが入り込んでいる部分を取り壊したとしても、また時間が経てば同じことをする可能性があるんじゃないかな。

私も同じこと考えてたわ。
なので、これ以上彼らが入り込んでこれないように、壁を作ることにしたのよ。
カリパイの言う通り、口約束なんてあってないようなものだから、実力行使が一番よ。
というわけで、さっそく「侵入防止用の壁」作りが始まりました。

写真でもわかると思いますが、結構いかつい壁ですよね。
自分の土地を守ろうとする大家さんの気合いが伝わってきますよ。
この土地問題ってフィリピンではよくあることなんですよね。
仮にAさんが土地をもっていたとします。
そのAさんの土地にBさんが無許可で家を建て、10年住んでいたとします。
普通に考えれば、Bさんアウトですよね。なぜならその土地はAさんのものだからです。
しかし、この場合、AさんがBさんを退去させることはちょっと難しくなります。
Bさんの理屈は「10年もの間、退去しろと言われていない。つまり自分がここで暮らす権利がある。」というものです。

無茶苦茶な屁理屈でんがな~
と思われるかもしれませんが、実際によくある話です。
なので、今回大家さんがやったように、しっかりと壁やフェンスを立て、物理的に侵入できないようにしておく必要があります。
法的には?
そんなもの、当てになりませんぜ旦那。
やったもん勝ち&自分の身は自分で守る。
これがフィリピン流でございやす。
カリパイとしては、最終的にどっちが勝利しようが関係ないのですが、血みどろの争いに巻き込まれるのはご免ですよ。
あぁ~怖い怖い。
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