季節の変化が少ないセブでの暮らしとは言え、
さすがに、カレンダーは気にしている。
気が付けば、5月も残すところあと一週間だ。
現在準備を進めている英語サイトも、何とか6月頭からグランドオープンといきたいところ。
う~ん、あと一週間。間に合うかなぁ・・・
自分の中で「いついつから」と決めたからには、その日を守らなければならない的な考え方、
ものすごく日本人的なのかもしれない。
フィリピン人と仕事をしていると、
「サー、間に合いません」でおしまい。
「間に合わないじゃねぇよ、間に合わせろよ!」と叱り飛ばしたくなるが、やらない。
なぜなら、無意味だからだ。そのやり取りが。
期日に間に合う部分と、間に合わない部分を切り分けて、
シートにまとめて、今日の帰りまでにちょうだいね!
ここまで指示をして、しかも、30分に一度は、
「どう?進捗は?」とフォローするする必要がある。
それが面倒だと感じる人は、フィリピン人と働くことをやめた方がいい。
もっと言うと、フィリピンで働くこと自体をやめた方がいい。
本人の健康を害するだけでなく、
不機嫌なその人のせいで、周りの人達の気分も悪くなる。
どうぞ日本へお帰りくださいませ。
それと、もう一つ。
フィリピン人を雇っている日本人経営者の中に、
フィリピン人を単なる使い捨ての道具だと思ってる人もいるようだ。
そのフィリピン人スタッフにも家族がいるわけで、子どもだっているかもしれない。
一家の大黒柱として、お金を稼いでいるであろうお父さんを
使い捨ての道具としてしか見られない日本人の経営者の感覚。
自分はまだまだ修行不足で、そこまでの感覚は理解できない。
ただ、思うことは、
労働者の権利と人権は、決して侵してはならい、ということ。
あぁ~怖い怖い。
自分が経営者なら、使い捨てなんてこと怖くてできない。
スタッフから恨みを買われ、
いつか、ヒットマンにズドンでしょう。
まぁ、経営者じゃないから、その苦労も分からないのだが・・・
6月から英語サイトを始められなかったら、
自分も一歩フィリピン人に近づいたと、潔く認めるとしよう。
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