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【バイク旅(バコロド編)1日目④】まだまだ終わらない1日目「地獄のナイトツーリング」

こんにちは。

フィリピン生活満喫中のカリパイです。

 

バコロド市内をバイクで散策した後、無事ホテルをゲットし、つかの間の休息をとったカリパイ。

 

 

普通ならここで1日目が終わるところ、いや終わりたいところですが、まだまだ終わらないんです。

 

ここから地獄のナイトツーリングが始まってしまうとは・・・。

 

 

はじまりはライルからの一通のメール

 

セブからの長旅、そして朝早かったこともあり、ホテルにチェックインした時点で疲労はピークに達していました。

 

時刻は18時半。

 

シャワーを浴びた後、コンビニで買ってきたビールを一気に飲み干し、リラックスムードのカリパイ。

 

30分ほど休憩した後、ブログの更新をするためパソコンを開きました。

 

とちょうどその時です。

 

スマホにライルからメールが入りました。

 

ライル
カリパイさん。

今、学生時代の友達と『Buenos Aires Mountain Resort Swimming Pool』にいるんだけど、今から来られる?

みんなもカリパイさんが来ることを楽しみにしているよ!

待ってるね~(^_^)v

 

 

えっ?どこ、そこ??

 

というわけで、マップで調べてみることに。

 

 

 

 

 

 

めちゃ遠いじゃん!

 

 

 

ナビで調べると、片道40km超え。

 

不安要素

  • 夜の時間帯(かなりの田舎道)
  • 往復80kmのドライブ→往復4時間は覚悟?
  • 現時点で19時
  • すでに疲労困ぱい

 

安心材料より不安材料の方が多すぎる!

 

でも、せっかく誘ってもらってるし、そもそもバコロドに来た理由の一つでもある「バコロドの人と交流を図る」を実行するいいチャンスでもあるわけです。

 

ライルにメッセージを送りました。

 

カリパイ
オッケー。

そっちに行きます。

でも、今からブログの更新をしなきゃいけないので、早くてもそっちへ23時頃に到着する予定です。

 

片道1時間半はかかると予想すると、ブログの更新を21時半までに終わらせる必要があります。

 

すでにかなり疲れていましたが、気合いを入れて集中しなおしブログを書いていきました。

 

そして、何だかんだで22時にホテルを出て、目的地へ向かいました。

 

 

みるみる心が折れていく道中

 

出発してすぐに、ガソリンが残り少ないことに気づき、ガソリンスタンドへ行くことにしました。

 

しかし、22時過ぎで、どこもすでに閉まってるんです。

 

いろいろ街中を走り回って、ようやく営業しているガソリンスタンドを見つけ、給油することができました。

 

ここで、約20分のロス。

 

すでに5%ほど心が折れてます。

 

 

ですがみんなが待っています。気を取り直して出発!

 

目的地までの道中に関してまったく知識がなかったので、つねにスマホで現在位置を確認しながらのドライブ。

 

ハイウェイから、ローカル道に入っていくと、徐々に街灯がなくなっていきました。

 

しまいには、完全に街灯がなくなり、100%暗黒世界へ突入・・・。

 

もう本当に真っ暗闇ですよ。

 

幸い、山道ではなく、わりと平坦な道でしたが、

 

正直めちゃ怖い。

 

障害物などの道路状況に対する怖さと、だれもいない真っ暗闇を一人で走る怖さ。

 

あまりにも暗いのでアクションカムでの撮影も諦めました。

 

たまーに対向車がすれ違いますが、基本的に人っ子一人いない状況。

 

あぁーもう帰りたい!

 

ちゃんと目的地に着くことができるかどうか分からない。

 

この道で本当にあってるの?

 

もう心がボキボキに折れていきました。

 

 

そして、走ること1時間40分。

 

ついに、目的地に到着することができました。

 

この時は、安心感・安堵の気持ちの方が大きく、暗闇の中40km走り続けた疲労感はそれほど感じていませんでした。

 

 

愉快な仲間達と楽しい時間を過ごす

 

『Buenos Aires Mountain Resort Swimming Pool』は、アゴダやエクスペディアで検索しても出てこない、超ローカル向けの施設です。

 

この日は他の滞在客はゼロ。

 

貸し切り状態でした。

 

 

到着早々、みなが笑顔で迎えてくれ、そのまま宴会がスタートしました。

 

全員、ライルの大学の同級生で、かなり個性的なメンツでしたね。

 

その中の一人が「マジックのバコロドチャンピオン」ということで、いろいろマジックを披露してくれました。

 

そもそもマジックのチャンピオンっていう肩書き、よく考えたらかなりレアですよね。

 

全員バコロド出身なので、イロンゴが飛び交っていましたが、何とか食らいついていきました。

 

 

何だかんだで、気が付けば夜中の3時。

 

そのまま泊まっていこうか迷いましたが、自分のホテルへ戻ることにしました。

 

ちゃんとしたベッドでゆっくり休みたい・・・。

 

その目的を果たすために、最後の力を振り絞って、再びバイクを走らせました。

 

 

幽霊?山賊?戦慄の帰り道

 

この時点で、活動時間はすでに24時間を経過。

 

しかし、「ホテルで安眠を!」をモチベーションに、来た道を爆走しました。

 

帰りに関してはすでに地理が頭に入っていたため、それほど不安は感じませんでした。

 

 

走り始めて30分後。事件は起きました。

 

行き同様、暗闇の中を自分のバイクの明かりを頼りに走っていると、

 

突然、前方にハバルハバル(バイクタクシー)を止める仕草をする女性の姿が見えました。

 

 

えっ???

 

こんな時間に?

 

こんな何もない場所で??

 

しかも女性が一人で???

 

 

 

完全に怪しい!

 

 

眠気と疲れが一気に吹き飛び、寒気すら感じました。

 

カリパイはバイクを止めることなく、そのまま走りすぎることに。

 

その女性がいた場所を通り過ぎてから、必死に考えました。

 

  • なぜこんな時間にこんな場所で女性が一人で立っているんだ?
  • 何かよっぽどの理由があるんじゃないか?
  • いやいや、セットアップが目的じゃない?
  • それとも、あれは幽霊?

 

この時、時速60kmでかっ飛ばしていて、女性の場所を過ぎ去ってから5分ほど経ってました。

 

 

 

 

やっぱり気になる!

 

危ないことは分かっています。

 

嫌な予感しかしませんでしたから。

 

それでも、どうしても気になってしまったんです。

 

それで、その場へ引き返すことに。

 

 

しかし、元の場所へ戻ってみると、女性の姿はすでにありませんでした。

 

あぁ、やっぱり幽霊だったか・・・。

 

 

そう思って、再びホテルに向かってバイクを走らせました。

 

ある意味、スッキリしましたよ。うん、よかったよかった。

 

 

 

 

 

 

再び目の前にあの女性が!!

 

その女性の特徴をここで説明しておきます。

 

  • 身長はやや高め
  • ロングヘアー
  • 白い長袖のトレーナー
  • 青いジーンズ
  • カバン等はなく、手ぶら

 

こんな感じです。

 

どうみても幽霊ではなく、リアルな女性です。

 

または、バイヨットの可能性も。

 

 

いずれにせよ、止まって話しかけるのは超危険とカリパイの脳みそが判断したため、再び走り去ることにしました。

 

翌日、このことをライルに話すと「それは間違いなくセットアップだよ」とのことでした。

 

 

いやぁ~危ない危ない。

 

やはり、人気(ひとけ)のない場所はいくら田舎とはいえ危険だということを再認識しました。

 

 

その後、はげしい雨が降ってきてコンディションは最悪でしたが、何とか無事にホテルにたどり着くことができました。

 

正直、めちゃくちゃ疲れましたが、無事に戻ってこられたことが何よりです。

 

部屋に入って、そのまま泥のように眠りました。

 

 

まとめ

 

セブを出発してからすでに26時間。

 

ようやく長い1日目が終わりました。

 

いやホントに長かった。

 

しかも、よく走りましたね。

 

 

というわけで、次回第5話「【バイク旅(バコロド編)2日目】雨のバコロドでバイクに乗らずのんびり過ごす」をお送りします。

 

お楽しみに!

 

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