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うまい話には罠がある?!恐怖の無敵キーワード「完全無料」〈前編〉

先日、SMモールの吉野家へ行った時のこと。

その時の詳しい様子は、こちらからどうぞ。

【シリーズ日本食inセブ】#6 吉野家(SMモール店)

 

注文を済ませ、テーブルで待っていると、全身黒のスーツで決めている、吉野家には似つかわしくない女性が我々に近づいてきた。

 

彼女はおもむろに一枚の紙とボールペンを取り出し、

 

「もしよろしければ、こちらへご記入お願いします」

 

そう言って、その紙とペンをテーブルの上に置いていった。

 

 

声のトーンやその立ち振る舞いに、嫌味や無礼さはなく、爽やかさすら感じるぐらいだった。

 

どうせ何かの勧誘だろうと思い、妻には、適当に書くよう伝え、そのことはそれっきり忘れてしまっていた。

 

それから数日後。

 

妻の携帯に、見知らぬ番号から着信があった。

 

自分なら電話に出ない確率の方が高いのだが、こういうケース、妻はいつも電話に出てしまう。

 

時間にしておよそ20分。何やら熱心に話をしている。

 

電話を切った後、妻が少し興奮気味に、

 

「この前、吉野家へ行ったこと覚えてる?」

 

・・・(心の声)はい、もちろん覚えています。

 

「私たち、フリーのランチパーティーに招待されたわ!」

 

・・・。

 

・・・(心の声)あのぉ、もう少し、状況を詳しく説明してくれませんか?

 

「だから、あれがこれでこうでどうで・・・・・」

 

10分ほど説明を聞いて、ようやく状況を理解することができた。

 

簡単にまとめるとこういうことだ。

  • おめでとうございます。あなた達は運よく選ばれました。
  • 土曜日にパーティーがあるから参加して欲しい
  • 場所は、クラウンレージェンシーホテル(オスメニアサークルそば)
  • 入場無料、食事代もタダ
  • スペシャルなお土産付き

 

怪しさ1,000%オーバー確定!!

 

でました!無敵キーワード「無料」

 

この話は怪しいということを、速攻で妻に伝えようとすると、

 

「土曜日、何着ていこうかなぁ~ルンルン」

 

妻、完全に行く気満々モード。

 

おいおい、「無料」って言葉が付く話は、間違いなく怪しいから、やめとこうよ、と説明しても、

 

「確かに、怪しいかもしれないけど、行ってみなきゃ分かんないじゃん。とりあえず行こうよ」

 

・・・(心の声)確かに、行ってみて怪しければ帰ればいい訳だし、場所もクラウンレージェンシーホテルでちゃんとした場所だからなぁ・・・とりあえず行ってみて、話のネタにでもするか。

 

 

てな訳で、何が起こるかワクワクドキドキしながら、クラウンレージェンシーホテルへ向けてバイクを走らせたのであった。

 

この続きは、〈後編〉へ!!

 

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