先日、SMモールの吉野家へ行った時のこと。
その時の詳しい様子は、こちらからどうぞ。
注文を済ませ、テーブルで待っていると、全身黒のスーツで決めている、吉野家には似つかわしくない女性が我々に近づいてきた。
彼女はおもむろに一枚の紙とボールペンを取り出し、
「もしよろしければ、こちらへご記入お願いします」
そう言って、その紙とペンをテーブルの上に置いていった。
声のトーンやその立ち振る舞いに、嫌味や無礼さはなく、爽やかさすら感じるぐらいだった。
どうせ何かの勧誘だろうと思い、妻には、適当に書くよう伝え、そのことはそれっきり忘れてしまっていた。
それから数日後。
妻の携帯に、見知らぬ番号から着信があった。
自分なら電話に出ない確率の方が高いのだが、こういうケース、妻はいつも電話に出てしまう。
時間にしておよそ20分。何やら熱心に話をしている。
電話を切った後、妻が少し興奮気味に、
「この前、吉野家へ行ったこと覚えてる?」
・・・(心の声)はい、もちろん覚えています。
「私たち、フリーのランチパーティーに招待されたわ!」
・・・。
・・・(心の声)あのぉ、もう少し、状況を詳しく説明してくれませんか?
「だから、あれがこれでこうでどうで・・・・・」
10分ほど説明を聞いて、ようやく状況を理解することができた。
簡単にまとめるとこういうことだ。
- おめでとうございます。あなた達は運よく選ばれました。
- 土曜日にパーティーがあるから参加して欲しい
- 場所は、クラウンレージェンシーホテル(オスメニアサークルそば)
- 入場無料、食事代もタダ
- スペシャルなお土産付き
怪しさ1,000%オーバー確定!!
でました!無敵キーワード「無料」
この話は怪しいということを、速攻で妻に伝えようとすると、
「土曜日、何着ていこうかなぁ~ルンルン」
妻、完全に行く気満々モード。
おいおい、「無料」って言葉が付く話は、間違いなく怪しいから、やめとこうよ、と説明しても、
「確かに、怪しいかもしれないけど、行ってみなきゃ分かんないじゃん。とりあえず行こうよ」
・・・(心の声)確かに、行ってみて怪しければ帰ればいい訳だし、場所もクラウンレージェンシーホテルでちゃんとした場所だからなぁ・・・とりあえず行ってみて、話のネタにでもするか。
てな訳で、何が起こるかワクワクドキドキしながら、クラウンレージェンシーホテルへ向けてバイクを走らせたのであった。
この続きは、〈後編〉へ!!
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