こんにちは。
フィリピン生活満喫中のカリパイです。
以前、『【失敗】セブで魚の干物を食す→超塩っぺーっス(泣)』の投稿で、せっかくの魚の干物が超塩っぱくて大失敗だった話をしました。
あれから数日・・・。
秘かにリベンジに燃えていたカリパイ。
ちょいと一手間ホントに簡単なことですが、あることをして見事リベンジに成功しました。
何をしたのか?
そればズバリ、「塩抜き」をしたんです。
では、具体的に何をどうしたのかを説明します。
まず、干物が漬かる大きさの入れ物を用意します。
カリパイ家にはそんなものがないので、フライパンで代用しました。
次に、その入れ物(今回はフライパン)に、塩水を入れます。
ここで、一点注意です。
この塩水は、ごっつい塩水ではありません。
うすーい塩水です。
なんで塩抜きするのに、塩水なん??
こう思われる方、多いと思います。
ごもっともです。
真水の方がいいんじゃないのか?とご指摘を受けそうです。
しかーし!塩水がいいんです。
「浸透圧」という言葉をご存知でしょうか?
浸透圧(しんとうあつ、英語:osmotic pressure)は物理化学の用語である。 半透膜を挟んで液面の高さが同じ、溶媒のみの純溶媒と溶液がある時、純溶媒から溶液へ溶媒が浸透するが、溶液側に圧を加えると浸透が阻止される。 この圧を溶液の浸透圧という(岩波理化学辞典・同生物学辞典等)。
引用元:Wikipedia
ちょっと分かりにくいですね。
簡単に言うと、「濃度の違う物質が同じ濃度になろうとする原理」です。
つまり「超塩っぱい干物が、薄塩水の塩っぱさになろうとする」のを狙うことにしました。
ふむふむ。理屈は分かったよ。
でもそれなら、薄塩水ではなく真水の方が浸透圧の差が大きくて、効果的なんじゃないの?
こう思いますよね。
真水の場合、確かに塩が抜けるのは早いです。
しかし、それは表面的な塩抜きになり、同時に旨味も抜けてしまうんです。
はい。
難しい話はここまでにして、実際にやってみました。
この写真ではちょっとわかりにくいかも知れませんが、薄塩水につけてあります。
今回は、試しに1時間ほどつけてみました。
1時間後、薄塩水から取り出した干物の水気をキッチンペーパーでとり、前回同様、油をひかずにフライパンで焼きました。
見た感じは、前回とそれほど違いないように見えますが、若干、身が柔らかくなっているようです。
はい、できました!
焼き上がった干物は、見た感じ前回と同じような気がします・・・。
というわけで、実食!
めちゃ塩抜けてるじゃないですか!
念願の「干物にしょう油をかけて食べる」が実現しましたよ。
ビールが進みます。満足、満足。
というわけで、もし干物が塩辛すぎて困っている方がいましたら、「薄塩水につける」を試してみてください。
これ、よく考えたら鮭の塩抜きなんかでもやりますよね。
なんで、最初に気づかなかったんだろう・・・。
干物を売っていたおばちゃんが「これ塩辛くないよ」って言ったのを信じていたからです。
はい、自己責任。
いや~、しかし、干物って美味しいですね~。
やめられませんわ。
すんごいですねぇ~!
ラシオンさん
>すんごいですねぇ~!
ありがとうございます(^_^)!